病気経過「脳梗塞当日」の事
目次
脳梗塞になった時の事
私は脳卒中で体が麻痺したわけではなかったので、急に麻痺して体が動かなくなったという状況ではありませんでした。
「痛いという状態でもなく」。いつもより体の状態が悪くてしんどい・・から始まって。仕事に行くためにバスから電車に乗り換えて、目的の駅について自動改札機を通ろうとした時「出方がわからなくなっていたのです」
自動改札機の通り方がわからなくなるなんて・・。
脳梗塞になった状況を失語で話せなかった
その後、脳梗塞の時の状況をドクターや家族に説明そうとしましたが、私の場合は麻痺じゃなく失語だったので、状況説明が上手に出来ませんでした。
詳しい話になると「物の名前」が忘れている、具体的な話ができないのです。
「○○駅でバスから電車に乗り換えて、目的駅について自動改札機を通ろうとしたら出れなくて、うまく言えないので駅員さん を呼べなくて改札機の横でしばらく出方を考えていました。」
赤い字で書いた部分が言えない部分です。この赤い字の部分が言えないと50%も伝わりません|д゚)
脳梗塞で「倒れた」の状況説明は違う?
うまく話せないので「脳梗塞で倒れた」と言ってましたが、そして今もそういう言っちゃう時がありますが。
別に倒れていないんですよね。麻痺の方は別の意味で倒れられたと思いますが(片麻痺でつまずいて倒れたり)
病院で「脳卒中仲間」何人かに聞いたのですが、みんな覚えているって言っていました。
もっと症状が重い方は倒れて記憶もないのかもしれませんが。そしてそのまま亡くなられる方の状態はわかりませんが・・
痛くなくても、倒れそうじゃなくても救急車を!
このブログを見てくれたあなた。ご自身や家族、会社の人が調子悪くなった時は・・
痛くなく、倒れそうでも無いのに救急車を呼ぶのは勇気いりますが、痛くなくても、そこまでしんどそうじゃなくても脳卒中の事があので。
覚えていて下さいね。そして早めに救急車で運べれて治療されるのが脳卒中では大事なことなのです。脳卒中がおこって何時間までだったら使える薬など、今は良い薬があるので。
痛くなくても、倒れそうじゃなくても救急車を!覚えていて下さいね!
病気経過「脳梗塞当日」の事でした。
歴女らぶりぃの独り言(2017年2月17日)
実は私、自動改札機の通りかたが分からなくなってから、10分ほど悩んだあと、根性と努力で自動改札機を通り、会社までたどりつきました(爆)
そして仕事もせずいきなり調子が悪いと別室で1時間ほど休んでいました。1時間ほど休んでも調子悪いままでしたが、家に帰って休むと会社の人に話してまた帰りの電車に乗ったのです|д゚)
そしてまた降りた駅の自動改札機を通れず。ここでも30分ほど助けも呼ばず、ひとりで自動改札機と女子トイレをぐるぐるしていたんです。
頑張り屋だから・・汗
その状況を思いだしたら・・喜劇的に話しましょうか?自動改札機を通れないなんてちょっと笑える状況ではありますし。
何人かには明るくその時の状況をあとで話したんですが。だって心配させてもダメだし。私自身も思い出すと笑える部分もあるし。
でもね、本当のことを言うと。
怖かった。
本当に怖かった。怖かったよ(泣)
自分に何が起こったか分からなかったから。
30分の間に自動改札機から出るという目的ではなく、いつの間にかカバンから何故か落としてしまうノートやシャーペンを拾うという繰り返しになっていました。
落としては拾う。そしてまた落とす・・・いつの間にか体は濡れてびしょびしょ、カバンの中もびしょびしょ。洗面台に荷物を置いた時に濡れたと思うけど・・
ホラー映画よりよっぽど怖い・・ホラーな体験でした。。
⇒ らぶりぃ闘病日記
最後まで読んで頂きありがとうございました
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