麒麟がくる の2020年新春。直虎を再度全話見ました

歴女日々ブログ
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久しぶりに「2017年大河おんな城主直虎」をNHKオンデマンドで全話みました。

直虎の魅力

直虎、やっぱり良い!井伊直虎役は女優の柴咲コウさん。夏目 雅子さん演じられた三蔵法師以来の記憶に残る美しい僧侶役でした。(次郎法師は尼僧ですが)。私は何度も賢く美しく、そして不屈の精神の直虎に魅了されました。

物語はおとわと言われた直虎の幼少期から始まります。おとわ役の新井美羽ちゃん、亀之丞役の藤本哉汰くん、鶴丸役の小林颯くん、素敵な子役ちゃんたちでした。意地を張り、がんばり屋のおとわ と、誠実な亀之丞、クールだけど実は優しい鶴丸。

大人になり、それぞれ名前と立場が変わり・・次郎法師、井伊直親(キャスト:三浦春馬)、小野政次(キャスト:高橋一生)となり・・。物語の途中、直親と政次の性格が変わってしまったのでは?と思わせるエピソードがいくつもありました。・・ですが50話みて、子供の頃と全然変わらなかったんだ。おとわを愛する気持ちも・・。と感激し、泣きながら思いました。

魅力ある俳優陣

そして脇を守るベテラン俳優さんたち。南渓和尚役の小林薫さん、直虎の母・千賀役の財前直見さん、父・井伊直盛役の杉本哲太さん、曾祖父・井伊直平役の前田吟さん、鶴丸の父・小野政直役の吹越満さん、おとわの乳母・たけ役の梅沢昌代さん、甚兵衛役の山本學さん・・。それぞれのキャラクターの気持ちが深く心に染み入りました。

直虎を愛し、愛された男は3人。直親と政次と龍雲丸(キャスト:柳楽優弥)。そして男と女の愛とは違うかもしれないけれど、直虎を愛し、愛された人物は他にも沢山いましたね。

奥山六左衛門(キャスト:田中美央)、中野直之(キャスト:矢本悠馬)、瀬戸方久(キャスト:ムロツヨシ)・・(この三人は影の直虎を愛した3人の男?w)。そしてずっと直虎を支え続けた龍潭寺の傑山(キャスト:市原隼人)と 昊天(キャスト:小松和重)。息子のような井伊万千代(キャスト:菅田将暉)と小野亥之助(キャスト:井之脇海)。

50話を観終わった時に「直虎は沢山の人を愛し、愛された。良いな」。「これからでも、私も見習って生きていきたいな」と思いました。

直虎、大河ドラマ、そして麒麟がくる

史実的に埋もれがちな女性を主人公とした大河は、叙情的だと、「女大河」と悪口もいわれる。でも女性を主人公にすると暗い時代を扱っても、どこか華やかで、優しく、暖かい。テーマ音楽や画面も軽やかで明るい。私はやっぱり大好きです。

2020年の大河「麒麟がくる」は主人公が明智光秀(キャスト:長谷川博己)で戦国時代真正面の人物。暗くなりがちの場面を女性たちが時には癒やしてくれたらいいな。麒麟がくるでは直虎の龍雲丸のように名もない魅力的な創作人物が沢山出てくるようですが、歴史的な部分ばかり気にすることなく、物語としての面白さを求めて欲しいと思います。それが大河ドラマだと思いますし♪

 

「おんな城主直虎」についてですが、2016年末にいきなり病に侵されて、直虎愛を筆に乗せきれなかった無念の気持ちが残っています。「おんな城主直虎」の終了から数年経ってしまいましたが、これからでも時々「おんな城主直虎」について書かせていただこうと思っています。読んでいただければ幸いです。

 

今後もどうぞよろしくおねがいします。


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