失語症分類と失語症の症状
失語症はいくつもの分類に分かれており、そして失語症の症状は患者さん一人一人ちがうそうです。
症状は十人十色なので、先生たちは患者の症状を見極めることが大事になります。そして出来るのなら患者自身も現状の自分の症状を把握する事が大事になりまとす。
私の場合の失語症の症状
私の場合は 物の名前 が飛んでいるのです。「物の名前を忘れている」もしくは「物の名前を失った」という状態。私の失語症の症状の80パーセルがこの物の名前を失ったという部分になります。
外国の人の様に。まだ物の名前を覚えていない小さい子供の様に。「時計」「まくら」「ドア」・・物の名前全てが飛んでいたのです。
そして人の「名前」、「地名」もほぼ全て飛んでいました。物忘れの大きい版みたいなものでしゅか。まぁ、実際はそんな単純なものではないのですが、簡単に説明したらそんな状況でした。
最初、自分の状況がよくわからなかったので、 ICU病棟には麻痺の人も多くいましたが私は脳卒中から2、3日したら体の状況も治ってきましたので、のんきに病室で漫画やテレビを普通に楽しんでいました。
家族とも普通に話していたので。とにかく脳卒中になりそのまま亡くなる方もいるなか。助かった、そして痛みもほぼなかったので、最初の2、3日はわりとのんきな気持ちで病院生活を送っていたのでした。
私が書いた文章ですが↓
例文として書きましたが
2017年の大河ドラマ おんな城主直虎も2016年の真田丸に続いて面白く見ています。ほぼ同じ頃のお話しで、真田丸の主人公の真田幸村がドラマで言った様に、同じ赤揃え の井伊と真田。また違う物語。歴史ドラマ。楽しんでいます。
赤い部分全て、そして緑の部分
「赤い部分」全ては当初忘れていた部分です。この2か月で勉強により「覚え直した、もしくは復活」した言葉です。
ものの名前以外は言葉の意味や読みかたも大体わかるのですが「緑の部分」は言い方を忘れていて、他の言い方で言い換えたりして苦労している部分です。
「歴史」という言葉を忘れてたら「ほら、あれ・・なんていったっけ?」と聞くか、他の言い方でいうしかないのですが、なかなか時間もかかり面倒な状況だということはお分かりいただけると思います。
そしてパソコンでは自動変換してくれるので、ブログでは漢字も書いていますが、当初は「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の書き方も忘れていたので、そこからもう一度、日本語を勉強しなおしていまところです。
最初のころおもってた一言
最初のころ頭に浮かんでいいたかった言葉、忘れて言えなかった言葉。たった一言。今いってもいいですか?
「無理ゲー!!(むりげー)」
「無理ゲー(無理ゲーム)」だよこれ(笑)。これを周りの人に訴えたかったけど「無理ゲー」が出てこないので「しんどい」「むずかしい」とか言葉を変えて言ってたのですが。
「無理ゲー」って言葉を言いたかったんです。独り言でも「無理ゲー」って言葉が入れたら自分の状況をわらえてスッキリするのに~って。
いま「無理ゲー」という言葉が復活して、使えるようになってほんとスッキリしました(笑)
脳卒中から二か月。日本語と格闘している日々はまだまだ続いています。
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私の失語症の症状。お読みくださいありがとうございました(^_-)-☆
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