病気経過「脳梗塞から1週間目」~言葉の創世記(そうせいき)と「脳梗塞(のうこうそく)の当日」に続いて、ホラー体験を・・
体の状態(病気経過)
・脳梗塞当日
脳梗塞1日目は左と右の感覚が違う感じがしました。
・2日目には
左右の感覚の違いは感じなくなっていました。
・片頭痛がありました。
頭痛は25日ほど続きました。
失語症の(病気経過)
・2,3日目までの失語症(しつごしょう)の状況。
本もテレビも(大体)見れてるし、家族とも(大体)話せるし、言葉は時々詰まるときがあったけれど、言い方を替えたりして伝えることが出来たのであまり気にせず過ごしていました。
・4日目ぐらいに気が付いた。
物の名前が「全て」声で言えないことを自覚しました。「りんご」「カーテン」「テッシュ」。物の使い方、意味はわかるけど、物の名前を忘れている。外国の人が日本語を初めて聞くみたいに「・・○○○?」
・5日目に
目の前にある「○○○」。思い出そうと物をにらむ事5分。5分って長いですよね。。実はその後30分ほどその物を睨んでいました。でも出てこなかった。教えてもらったその物の名前は「コップ」
「コップ」。たったその3文字が出てこなかった
私の言葉の創世記(そうせいき)の記憶。なんて言うと大げさでしょうか(笑)でもイメージはそんな感じw私の言葉の創世記。覚えはじめの記憶・・失語症という言葉も知らなかった頃。
病気経過「脳梗塞1週間目」の事でした。
歴女らぶりぃの独り言(2017年2月21日)
「脳梗塞の当日の事」に続いて、ホラー体験をもうひとつ。
皆さま、ご自身のお部屋には物があふれていると思います。窓の外を見たら街並みや木、風景や雲も見える。私の部屋も・・私の場合は病室でしたが、
あふれた沢山の物の名前が、一つも分からなくなっている事にきずいた時の気持ち・・。見えるもの全ての名前が出てこない。これもまた脳梗塞でのホラー体験でした|д゚)
「脳梗塞1週間目」を一言で言えば「物の名前が自分の脳から消えていた。」それに尽きます。
気が付いたのが4日ほどかかりましたが。それまでは「まだら」に病気の為にか?言葉が時々しゃべれない事があると思ってましたが、4日目にそれが「物の名前」と自覚したのです。
だってドクターや家族に物の名前をいろいろ聞かれて、全て言えないんだもの。
それでも、台風の中心にいるように私は大部分はのん気に過ごしていたのです。真田丸の総集編や おんな城主直虎のスタート直前特集を見ながら。
私が好きな戦国のもののふ達や、井伊直虎や真田幸村たちの努力や苦労に比べたら全然大丈夫・・と、歴史好き、歴史バカ、歴女らしく前向きに楽天的に思っていたんです。
大好きな言葉たち・・「戦国」「もののふ」「井伊直虎」「真田幸村」「歴史」「歴女」「真田丸」「おんな城主直虎」「大河ドラマ」・・全て言葉を忘れて、言葉にできなくても。
体には色んな線(ひも)が付けられたままでしたし、まだICU病棟にいたけれど。治療のために看護師さんが代る代る注射や薬をしに来たけれど。
体は全く痛くない・・と言えば間違いだけど(片頭痛や注射や検査とかが地味に痛いw)まぁ、私は出産も経験しているのでそれに比べたら全然大丈夫でした。
怖くて誰にも詳しく聞けなかったのは、いきなり脳梗塞になったので、2度目もいきなり来るのかという事。
前兆だったら怖いと思って片頭痛の話を先生にしたら、その痛みは心配しなくて大丈夫ですよと言って頂き、安心しました。
片頭痛は25日ほど続きました。詳しくはわかりませんが、脳梗塞になった部分が「怪我した」後の様に痛かったのかな?と解釈しています。
脳梗塞になった部分って、怖くて詳しく場所を聞いていなかったのですが、50日目ぐらいに分かったのは、丁度片頭痛で痛かったところだったという事。
脳梗塞になった部分、片頭痛の部分。そして・・物の名前などをつかさどる部分。全て同じ場所でした。。
⇒ らぶりぃ闘病日記
⇒ 「失語症」 一覧
※現在、言葉が不十分なので。文中の間違えは今後少しづつ直していきますのでお許しください。
コメント